高齢者がプロテインを飲んでも問題ない[高齢者にオススメのプロテインも紹介]
今回は、高齢者がプロテインを飲んでも問題ないというテーマについてお話していきたいと思います。
僕には85歳の祖父がいるのですが、高齢のために食が細くなってしまい、十分な食事量ができないために実践した方法です。
実際に取り組んだことなのである程度確証があるんじゃないかと思います。
- 1.高齢者がプロテインを飲んでも問題ない
- 2.前提としてプロテインは危険なものではない
- 3.プロテインは運動しない人も取るべき栄養素
- 4.食が細い高齢者にプロテインは必須
- 5.高齢者のプロテイン摂取量
- 6.高齢者にオススメのプロテイン
- 7.高齢者がプロテインを飲んでも腎臓に害は無い
1.高齢者がプロテインを飲んでも問題ない
結論として、高齢者がプロテインを飲んでも全く問題ありません。
臓器系の疾患から、医師に止められている場合は別ですが通常の老衰であれば大丈夫です。
2.前提としてプロテインは危険なものではない
プロテインはボディビルダーなどのガッツリ運動している人が飲むべきと思われがちですが、それは大きな勘違いです。
基本的な知識として、プロテイン=タンパク質です。つまり、肉や魚などに含まれている成分と同じもの。
仮にプロテインに危険性を感じる人がいるのであれば、その人は肉や魚を食べることを禁じているのと同じ事です。
3.プロテインは運動しない人も取るべき栄養素
プロテイン(=タンパク質)は年齢や性別、運動の有無に関わらず全ての人が摂るべき栄養素です。
筋肉を維持・成長素材となるのは言うまでもありませんが、肌質や髪質の向上といった効果もあるため普段の食事でタンパク質が十分摂取できていない場合はプロテインで補いましょう。
※1日のタンパク質摂取量は、体重1kgあたり1g〜1.5gが推奨されています。
つまり、体重60kgの人は60g〜90gのタンパク質が必要です。
4.食が細い高齢者にプロテインは必須
高齢に伴い、食が細くなって十分な栄養が食事で取れないことは仕方のないことです。
冒頭でも触れましたが、自分の祖父も食事はほぼできないためプロテインを飲む前は栄養失調寸前の状態でした。
このような場合にはプロテインが本当に重要です。
プロテインにはタンパク質、ビタミン、炭水化物が含まれており、栄養価はかなり高いため食事ができない場合は最適です。
5.高齢者のプロテイン摂取量
プロテインの種類によっても差はありますが、タンパク質量が1日40g摂取できるように小分けにして飲むようにしましょう。
一気に飲むと、胃が重くなる人もいるようですので1日に何回か分けて飲むのがベストです。
自分の祖父の場合は、40gのプロテインを溶かした300mlの牛乳を、
・9時100ml
・15時100ml
・20時100ml
というわけ方で飲んでいました。
特にお腹を壊したりという問題もなく、徐々に回復していきました。
6.高齢者にオススメのプロテイン
高齢者にオススメのプロテインは、とにかく高カロリーなものに限ります。
僕が祖父にずっと飲ませていたのは、オプチマムニュートリションのMASSという種類です。
付属のスプーン一杯で620kcalという高カロリーを摂取することができる上に、タンパク質も多く摂ることができます。
味はチョコレート味ですが、甘ったるさもなく高齢の人でも問題なく飲むことができます。
MASSの説明欄には1杯2スクープが適量とあるので、祖父の体調が良いときは2スクープ飲んでいました。つまり、1200kcalですね。
一見、そんなに摂って大丈夫なの?と思われますが、成人男性の1日に必要なカロリーは2500kcalです。
プロテイン+いくらかの食事でなるべくこの数値に近づければ、というところです。
7.高齢者がプロテインを飲んでも腎臓に害は無い
プロテインによく言われるのが、腎臓を壊すといったものですが、現時点で腎臓に疾患がある人でない限り、基本的に全く問題ありません。
上でお伝えした、1日のタンパク質摂取量の適量を守ればいいだけです。
食が細い高齢者にとってプロテインは頼みの綱ともいえます。
それでは以上です。
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